パネルヒーターについて

1.パネルヒーターの耐久性はどうですか？

ヨーロッパでは100年以上前からある製品です。日本でも50年前から使われています。
一番の特徴は耐久性です。パネルヒーターの中を不凍液が循環しているだけですので
故障も少なく30年以上大丈夫です。

2.パネルヒーターはどんな暖かさですか？

自然な感じのやわらかい暖かさです。パネルヒーターは空気を温める温風式と違い、ふく射熱と自然対流で壁・床・天井を温めるため、温度ムラがほとんどありません。春の陽だまりのような暖かさです。

設置について

1.パネルヒーターは全館暖房をしないと意味がないでしょうか？

理想は全館暖房です。ご予算もありますので一家団欒で過ごす時間の長いリビングと玄関・洗面所を中心に1Fのみの提案も行っています。2Fの寝室等は寝るだけなのでエアコンで暖房を計画する場合もあります。間取りを見て最適な提案をさせて頂いております。
リビング階段になっている場合は2Fホールにも設置をお勧め致します。

2.LDKが17帖あり天井が吹き抜けになっています。パネルヒーターで暖まりますか？

大きい空間にはふく射式をお勧め致します。温風式は暖かい空気が上へどんどん上がっていき、冷たい空気が下へ下へ下がってきますので温度差が生じてしまい不快に感じやすくなります。

3.パネルヒーターを取り付ける壁面が少ないのですが大丈夫でしょうか？　床暖房の方が良いでしょうか？

パネルヒーターは形状や高さ・横幅を自由に設計できます。間仕切りタイプの形状等も準備しておりますので大丈夫です。
また床暖房は壁面等は一切関わらないため床暖房での計画も可能です。パネルヒーターと床暖房との併用でも問題ありません。

4.玄関と洗面所が寒いのですが既存住宅への設置は可能でしょうか？

既存住宅に設置も可能です。玄関・洗面所・トイレが寒いとの問い合わせも多くなっております。その点パネルヒーターは省スペースに最適です。なお、設置できるスペースの確認が必要になりますのでお問い合わせ頂ければと思います。

5.熱源は何をお勧めしていますか？

熱源の選択は自由です。電気式・灯油式・ガス式・地中熱式等をエネルギー事情によって変える事が可能です。熱源を変更した場合でも温水式パネルヒーターや温水式床暖房はそのまま使用可能です。

使い方について

1.パネルヒーターは24時間暖房とお聞きしてますが、電源を切ってはダメですか？

電源を切る事は可能です。電源を入り切りした場合と24時間連続運転した場合とでランニングコストはほぼ一緒です。電源を切った場合には暖かくなるまで時間がかかるため、不在時は切らずに温度設定を少し下げて頂いた方が良いと思います。

2. 24時間運転の場合、寝ている時に乾燥しないでしょうか？

日中と同じ温度設定の場合は暑く感じ、また喉が渇くと思います。湿度管理を行って頂くと良いと思います。もしくは寝室等は設定温度を16℃くらいに設定し、布団を掛けて休まれるとすごく気持ちが良いです。

3.使用しない部屋のパネルヒーターは切っても大丈夫でしょうか？

使用していない部屋も切らずに運転して下さい。ただし、使用していない部屋も設定温度を20℃にする必要はありません。設定温度を16℃くらいに下げて使用して頂く事をお勧めいたします。

4. 4日間家を留守にする場合は切っても良いでしょうか？

冬の時期は切らずに温水温度とパネルヒーターの温度設定を下げて頂いた方が良いと思います。
1ヶ月以上留守にする場合、もしくは時期が春先や秋口であれば切っても良いと思います。

冷暖房パネル

1.冷房パネルを見たことが無いので教えて下さい

冷房を行う場合は冷暖房兼用パネルヒーターを計画します。また、熱源機は冷温水対応ヒートポンプ機器になります。冬は温水、夏は冷水を循環します。夏場は乾燥感が全く無く熱帯夜も熟睡できます。
エアコンとは違う自然な涼しさの空間になります。
ショールームへお越し頂ければいつでも体感できます。

2.冷房パネルは部屋の真中へ設置しないとダメでしょうか？

一番効率が良いのが真中設置になります。
壁面への設置も可能です。

メンテナンスについて

メンテナンス費はどのくらいですか？

一概には提示できませんのでお問い合わせください。

床暖房の寿命はどのくらいですか？

床暖房も2～30年はじゅうぶんに持ちます。ですが、壊れても交換ができません。